新作にダイヤ形のモチーフのスタッドピアスと、
チェーンピアスがあります。
その立体的な形にインスピレーションを感じたのが、
ミネラルショーで見つけたピラミッド型のパイライトの原石でした。
パイライト(黄鉄鉱pyrite)は、 鈍くて淡い金色の鉱物の一種です。
結晶は人の手によって加工されたのではないかと思うほど綺麗な面をしており、
四角い立方体や八面体などがあります。

その中でミネラルショーを訪れた時出会ったのが、
ピラミッド型のパイライトでした。
石卸業者の方が「三角のパイライトは珍しいよ~」と、おっしゃっておりましたが、
確かにあまりみた事がない…
ついつい即購入してしまいました。

なんて魅力的な三角の集合体なのだろう…
鈍い金色がとても魅力的でしばらくずっと眺めていました。
小さなパイライトの結晶をカットしたものを、
18世紀中頃に、高価なダイヤモンドの代用品、
「マルカジット」としてジュエリーに使用されていたそうです。
確かに滑らかなで艶やかな側面は、
加工するとキラキラしそうです。
そういえばどこかで見た、
アンティークなブローチ。
あれはきっとパイライトだなあ…

この魅力的な三角の立方体にインスピレーションを、
沸かせて制作したのがこちらのピアスです。
個人的にひし形の立体的なモチーフが好きなので、
次の新作もひし形立体つくります…(多分)
最初、試験的につくってみたのが、
この三角のパイライトの結晶の形を、
ダイレクトにモチーフ化したんですよね。
個性的でユニークではあったのですが、
ゴツゴツ感と重量感。
普段使いにはちょっと主張が激しくなりました。
それで今度はこのピラミッド型にフォーカスして、
シンプルに縦に並ばせ、
軽さと繊細さを出す為に透かしを入れました。
スッキリとシャープなイメージになりました。
鉱物の形って面白いですよね。
創作意欲がどんどん沸いてきます(笑)
ちなみに余談ですが、
瑠璃色のラピスラズリにある斑点状の、
金色のインクルージョン。
あれパイライトの粒だそうです。
無い方が高価なものとされているそうですが、
あの鈍いキラキラした粒があるラピス。
瑠璃色に溶け込んでとても綺麗ですよね。

